動物とのふれあいから生まれる様々な効果が医療や福祉教育の現場で活用されています。広義でアニマルセラピーと呼ばれるこれらの活動は、目的などにより大まかに以下の3つに分けられます。
(Animal Assisted Activity)
一般にアニマルセラピーと呼ばれる活動の多くはこのタイプ。
動物とふれあうことによる情緒的な安定、レクレーション、QOLを目的としたふれあい活動。
主に高齢者施設で行われているが、病院やホスピスなどでも行われている
(Animal Assisted Therapy)
人間の医療の現場で専門的な治療行為として行われる。
動物を介在させた補助療法。
医療従事者の主導で実施される。
精神的身体的機能、社会的機能の向上など治療を受ける人に合わせた治療目的を設定し、適切な動物とハンドラーを選択し治療後は治療効果の評価を行う
(Animal Assisted Education)
幼稚園・小学校に動物と共に訪問し、正しい動物とのふれあい方や命の大切さを子供たちに学んでもらうための活動。
生活科や総合学習などのプログラムとして取り入れる学校も徐々に増えている
動物とふれあう、動物を飼うことのメリットはどんなことがあげられるでしょうか?
ドッグセラピーでえられる効果
癒される
ストレスが減る
ほっとする
やさしい気持ちになる
リラックスできる
孤独感を減少させる
抑うつの効果
わんちゃんはうそをつかない
わんちゃんは裏切らない
わんちゃんが甘えてきてくれる
人の心を動かす力がある
間違えても指摘しない
ダメ!っていわない
言葉がなくても伝わる
楽しい遊び相手になる
子どものよき理解者となる
何でも話せる・話を聴いてくれる
外見で判断・差別しない
無条件の愛を与えてくれる
慈しむ心を育ててくれる
ありのままの存在を認め合うことができる
なぜ、犬なのでしょうか?
わたしたちと一緒にドッグセラピーに参加してくれているわんちゃんたちは、わたしたちと一緒にくらしている愛犬です。
特別なトレーニングをしているわけではなく、ひとがとっても大好きで、自分から「こんにちは~」とあいさつしに行けるような、またそして撫でもらうことが大好きなわんちゃんたちです。
一緒に暮らしているからこそ、愛犬の様子がわかっているので、調子が悪いときはお休みしたり、ストレスを感じてるときは、無理をさせず休憩をとらすことができるのです。
愛犬もいつも一緒に暮らしている家族と一緒にドッグセラピーに参加するので安心してドッグセラピーを楽しむことができます。この安心感は、愛犬の向こう側におられる対象者さまにも伝わり、穏やかな時間となるのです。
デメリット
四條畷学園大学 リハビリテーション学部 アクティビティ論Ⅰが2020年度からはじまりました。
対 象:新しく入学された、新1回生(作業療法学専攻25名 理学療法学専攻40名)
場 所:北条キャンパス 大東市北条5丁目11番10号 JR学研都市線 四条畷駅 徒歩13分
聴 講:オンライン講義になった為、一般聴講不可
❖聴覚障害者理解と聴導犬とは
講師:有馬 もと先生 (社会福祉法人 日本聴導犬協会 会長)
❖視覚障害者理解と盲導犬とは
講師:久保 ますみ先生 (公益社団法人 関西盲導犬協会 歩行指導員) 盲導犬ユーザーさま
❖動物の理学療法・テネシー大学のプログラム紹介
講師:小笠原 茂里先生 (ベイサイドアニマルクリニック 院長 獣医師・テネシー大学プログラム講師)
❖動物と人の関係学 全般 (2講座)
講師:山﨑 恵子先生 (一般社団法人 アニマル・リテラシー総研 代表理事)
❖肢体不自由者理解と介助犬とは
講師:伊藤 利之先生 (社会福祉法人 日本介助犬協会 理事長)介助犬ユーザーさま
心織は動物介在介入(ドッグセラピー)で、